ズバリお答えするでしっ!

 ここに来たって事は、ブラッドボウルに興味が出てきたってことでしね。
 そいではわしと一緒にブラッドボウルのチームについて勉強していくでし。

 

初 級 者 編
TZってなに?
 ブラッドボウルの基本中の基本でし!
 TZとは、
タックルゾーンの事でしよ。
 立っている選手は、その選手の周りの縦横斜めの計
8マスを自分のTZとしているでし。ようはその選手が、チョッカイをかけられる範囲でしね。

 どんなチョッカイをかけられるかと言うと、移動の邪魔するでし。他にもパスやキャッチ、ボールを拾いあげるのも邪魔するでし。そしてブロックの際の支援にとても重要に絡んでくるでし!

 立ってる選手と言ったのは、
倒されている選手にはTZがないからでし。倒されてる選手にチョッカイをかけてる余裕なんてないでしからね。早く立ち上がらないと踏まれるでしよ。
 、、、? 反則じゃないかって? 審判なんてたいていこっちを見てないでしっ

わしの周りの1〜8マス
がわしのTZでし
ブロックについて詳しく教えて?
 これもブラッドボウルにおいてなくてはならないものでし!
 初心者編でもチロっと言ったでしが、ここではブロックダイスっちゅうのを使うでし。
 ブロックダイスは、6面体に5種類の絵が書いてあるでし。
 は、
ブロックしたほうがぶっ倒されるでし! これだけはなるべく避けなければならないでし。

 は、
ブロックしたほうもされたほうもぶっ倒されるでし! 上のに似ているでしが、[ブロック]スキルというヤツを習得してるヤツは倒されないでし。たいていブリッツァーが持っているでしね。ヤツらがブロックが得意なのがわかるでしよ。なんし自爆る確率が1/6になるでしからね!

 は、
プッシュバックって効果でし。1マス分後ろに下げる事ができるでし。押した選手は、動かなくても良いでしが、進みたいなら押された選手が居たマスに進むことが出来るでし。この矢印マークは6面体に2つ入ってるでし。つまり1/3でプッシュバックが出るでしね。

 は、相手を後ろに下げたうえ(
プッシュバックでしね)ぶっ倒すでし!! これが最も望ましいでし。

 は、上のに凄く似てるでしが、押された選手が
[ドッジ]スキルを習得していると、ぶっ倒されないでし。つまりプッシュバックだけになるでしっ
 これはすばっしこい、わしらや、キャッチャーが持っている事があるでし。これを持っていると問答無用で倒されるのが1/6になるでしよ!

 以上を踏まえるでし。これが
筋力が一緒だった時のルールでし。
 ブロックダイスについて理解したでしか? したでしね? では次に行くでしよ。

 
ブロックダイスを一個振って結果を見るのは、筋力が同じ場合時だけでし。
 もしブロックをする側と、される側の
筋力を比べた時、どちらかの筋力が大きければ、振るダイスは増えるでし。ブロックされるほうが大きくても増えるのに注意するでし。
 もし、筋力の差が二倍を越えてる場合はでしね、な、なんとブロックダイスを3個も振るでし! あ、オバカなヤツがいるかも知れないからもう一度言うでしよ。二倍を越えるとでしよ。つまり、2vs5とか、3vs7とかでしよ。二倍はまだ二個でしからね。

 こうして、ブロックする選手は、気合をいれてブロックダイスを振るでし。しかし、このブロックの結果を示すのは1個だけでし。つまりいっぱい降っても結果は一つでしよ。そしてその振ったブロックダイスを決定するのが大きい筋力の選手でし。
 だから、ブロックをするほうが筋力が小さければ、2個(二倍を越えるほど無謀なことをしてる時は3個でし;)振って、相手が選ぶでし。

 これがブロックの第二ステップでし。どうでし? 知恵熱出さずに理解してるでしか?
 では、いよいよ本題でし。このブラッドボウルを簡単で面白く、尚且つ奥深い物にしている[支援]についてでし。
 支援とは、ブロックしたりされたりするのを、仲間の選手が助け合う事でし。
 ではどんな時に手助けできるかを説明するでし。
 まずは右の写真[1]を見るでし。オークがヒューマンにブロックを行なうでし。オークもヒューマンも筋力が3でし。つまり同じなので振るダイスは一個でし。

 支援を行なうには、相手の選手に触れていなければならないでし。つまり周りの8マスに、相手の選手がいる選手しか支援できないでし。
 まずはブロックされる側の例でし。
 右の写真[2]を見るでし。支援と書かれたヒューマンが現れたでし。このヒューマンの隣接するマスに、相手のオークが居るでし。つまり支援することができるでし。
 支援が一人いる毎に、味方選手の筋力は1上がるでし。つまり右の写真[2]の場合だと、ヒューマンの筋力3が+1されて、4となるでし。
 なので、オーク選手はブロックダイスを2個降り、ヒューマン選手がその結果を選ぶというわけでし。

 次に逆に、オーク選手に支援がつく場合でし。右の写真[3]を見るでし。オークの選手の隣にわしが居るでし。わしの隣接するマスに相手のヒューマンがいるでし。つまり支援できると言う事でし。
 ここで注意してほしいのは、わしの筋力が2しかなくても支援には、ちゃんと+1がつくと言う事でし。これがトロールだとしても、+1でし。つまり支援する選手の筋力は関係がないという事でし。筋力が関係あるのは、ブロックしたりされたりする選手のみでし。

 もし写真[3]の例で、わしがブロックをして、オークの選手が支援についた場合は、わしの筋力2に支援の+1がついて、ヒューマンと同じと言う事でしね。

 これで、支援できる選手は理解できたでしか? でも、これだけじゃないでし。支援するにはもう一個大事な条件があるでしよ。

 それが、「支援する選手は、対象の相手選手以外の相手選手のTZにいてはならない」という事でし。ややこやしいでしね;
 写真で説明するでし。写真[4]の上を見てほしいでし。さっきの写真[3]に、わしの斜め後ろにヒューマンの選手が現れたでし。
 こうなると、わしは、阻止と書かれたヒューマンの選手のTZに居るため、支援する事ができなくなるでしね。

 下の写真も同じでしね。今度は支援しようとしている選手が、わしのTZに居るため支援することが出来なくなるでし。

 最後に更に重要な事を言うでしよ。

 支援や阻止やらできる選手は、立ってさえいれば、行動を終えていてもよいでし!

 これが基本でし。わかったでしか?









[おまけでし]
 余計ややこやしくなるかもしれないでしが、ゲーム中にこんがらがって聞かれた質問なんかにも答えておくでし。

 ブロック支援の条件である、相手選手に触れている事を、よく味方選手に隣接していなければと誤解するコーチがいるでし。
 写真[5]を見てほしいでし。ブロックされているヒューマンの選手に触れてなくても、左上の選手が支援についてることがわかるでしね。あくまでも、条件は相手選手に隣接している味方選手でし!




 次は阻止でし。
 阻止って言葉を使ってるでしが、ブロックで重要なのは、阻止する選手じゃないでしよ。支援する選手でし。
 支援する選手が対象でない相手選手のTZに居るなら、とにかく支援はできないでし。
 右の写真[6]を見るでし。一見、わし一人ではどうにも出来なさそうでしが、わしのTZに居る事で、オークの後ろに居るヒューマンどもは支援できないでしね。




 これまた阻止の話しでし。
 右の写真[7]を見てほしいでし。この写真はオークがブロックを行い。ヒューマンが支援しようとしているのを、わしが阻止している単純な写真でし。
 でも、わしの隣にヒューマンがいるでしね。ここで頭がこんがらがってきちゃったコーチは、阻止の阻止なんて事を考えることがあるでし。
 今、笑っちゃったでしか? 

 でも、こういう混乱が、4分って限られた時間のなかゲームをしてると以外とおきるでしよ。
 要注意でし!!
[1]

ブロックダイス×1

[2]

ブロックダイス×2

[3]

ブロックダイス×2

[4]


ブロックダイス×1

[5]


[6]


[7]
プッシュバックって好きにな方向に押せるの?
 違うでしね。対角線上の先とその隣接する脇でし。
 ;; 自分でいっててもややこやしいでしね。
 写真を見るでしね。
 縦横から押した場合は、上の写真の1〜3のマスに押せるでし。

 斜めから押した場合は、下の写真の1〜3のマスに押せるでし。

 ちなみにプッシュバックした後に、フォローアップって言って一歩進むことができるでし。
 でも、注意して欲しいのは、押された選手が居たマス進まなければならないことでし。
 写真の場合、ヒューマンの選手は、オークを1〜3のどのマスに動かそうと、オークの選手が居たマスにしかフォローアップはできないでし。このフォローアップはしなくても良い事に注意するでしよ。