23:00 99/09/03
私は柳谷の善良な市民を守るべく、師匠にはないしょでサラモン王のもとへ向かった。師匠は気難しすぎて腰が重い。今回の件ではもう時間があまりないと私は考え、師匠には悪いが勝手に行動させて貰う事にした。 王は私を歓迎してくれ、作戦の全貌を話してくれた。全体案としては隣国と協力して迎え撃つと、いう作戦に出るつもりだという。しかし、それでは犠牲が大きすぎる。そこで、私はある提案を王にした。
それは、私が単独で砦に侵入し”バルサス・ダイア”を暗殺することだ。成功する確率は低い。が、出来ない事もないだろう。私は偉大なる魔術師一番弟子のプライドにかけ、この任務の成功を王に誓った。 翌朝、私は装備を整のえ、『ぎざ岩山』のふもとに向かった。
フィリオ・リビアス 性別:男
年齢:とうに数えるのをやめたが、外見年齢は20代後半
性格:楽天家にして自信家。
技術点:8(しょぼい、剣の腕はイマイチ)
体力点:23(意外とタフ)
運 点:11(かなりの強運)
習得魔法:妖怪うつし(3)、千里眼(2)、火炎(2)、浮遊(1)、開運(1)、防御(1)、体力増強(2)、骨抜き(2)、目くらまし(1)
最初の旅路
砦ないには医者と名乗り侵入。御馬鹿な衛兵(頭がサルで体がイヌとその反対)など口だけでなんとかなる。
薄暗い敷地内をうろつくやつらを無視して入り口にむかった。途中わけのわからない風素の女にちょっかいをかけられたが(運試し)問題無く入り口まで進む。
門番はサイのような妖怪だが、こいつにも適当な事をいって中に入った。(運試し)
狭い廊下から執事の部屋に行き、先の路を訪ね。突き進む。途中大型のゴブリン系の化け物ガーク(7/11)に遭うが”妖怪写し”の呪文で弱らせ、とどめをさした。
現実世界で睡眠。
ガークを倒してしばらく進と広い部屋に出た。中に入ると大小様々な妖怪達が十二人いろんなゲームをして騒いでた。
私が部屋に入ると、
「おい、あいつがグラズ・ドズ・フットにちげぇねぇ!」
とか言われ歓迎をうけた。まぁ勘違いでも何か聞ければちょうど良い。私は妖怪達に話しを合わせる事にした。それが、失敗だった。あいつら俺もなんかゲームをしろよって誘って来たのだ。俺は[呪文石]ってゲームをやる事になった。こいつがまたとんでもないゲームで、ろくに呪文も使えない奴が石に爆発の呪文をかけるんだ。それを輪になってまわしていって、爆発したら抜けて、最後まで残った奴の勝ちだ。掛け金は3金貨。私がやるといったら5人の妖怪(1D6)が挑戦してきた。周りの奴等もだれに掛けるか勝負をしてる。これで勝てば36枚の金貨が手に入る。
最初に抜けたのは、最初に爆弾をまわしはじめた奴。つまり一巡した所で爆発をした。悲鳴と手から血を流しながら妖怪が輪からぬけた。周りからは野次と歓声が上がる。
2度目には私のもとで爆弾は爆発した。激しい痛みが体を襲う。他のゲームにも誘われたが、もちろん辞退した。
爆弾により、技術点−2(ゴブリン並みに弱くなった)体力点−4点
ここで、【体力増強】の呪文で回復をはかる。しかし、技術点の回復呪文は持っていないため回復できない。
その後も砦内を探索して、ある丸い部屋に入る。この部屋はちょうど部屋の中心を残すように深く幅のある溝があいている。真ん中の浮き島のような所には大きな箱があり、私のとなりにはロープが落ちていた。【怪力】の呪文があれば、溝を越える事も出来るのだが、私は【怪力】の呪文を覚えていない。しかたなく、私はロープを使い箱を引き寄せる事にした。器用にロープで輪を作り箱に絡ませた。後は箱を引き寄せるだけ。箱が滑り出し溝に落ちた。ここまでは計算通り、後は引き上げるだけだった。しかし、この箱はあまりにも重かった。箱は私の体ごと溝に落ちていく。なんと間抜けな罠だろう。
‥しかし、死亡。ガンジーすらお目にかかれなかった。
それから、2人目(クローンです。でも、能力値と魔法は振り直してるよ)は、美女(多分、バルサス・ダイアの奥さん)に目からレーザーを放たれ、【防御】の呪文(物理ダメージにしか効かない)も空しく、死亡。
3人目、地下水道を歩いてるときに蛇にマサカの敗退死亡。体力点が6点しかなかったのも原因。ダメージを減らすのに失敗して(2D6で10以下で11が出やがった)とどめ。
4人目、ようやくガンジーショック! クモのこびんを差し出し、クモ男に殺され死亡
5人目にしてようやくバルサス・ダイアのもとへ。ちなみに、
技術点:9+1点(レプラコーンのオシェイマスから貰った剣+1を持ってる)
体力点:17点(入室前に【体力増強】の呪文で全回復)
運 点:9点
先手の一撃を【防御】の呪文により防ぎ、バルサスの差し向けた「鉤爪獣」も【骨抜き】の呪文で倒す。
ここからは、呪文を巧みにつかいバルサスとのハンディを消す。そうでなけれが倒せない!!
(詳しく書きたいのだが、ネタバレのため書きません。‥‥しかし、やる奴いるのか?)
どうにか、バルサスの力を削り、
技術点:10
体力点:19
ここからは本当の勝負。攻撃は技術点が一緒なのでダイス目勝負になります。
フィリオ‥‥7
緊張が少しずつひいていく。部屋には私と、バルサス・ダイアだったものが横たわっている。その姿をじっと見て勝利を実感する。さて、後はここから帰るのみだが、そう簡単には帰れないだろう。もう少しここで勝利の余韻に浸っていくのもいいだろう。それに、少しつかれたからな。
フィリオはバルサスがかつて座っていた場所に腰掛け目を閉じた。
戦利品
金貨16枚
黒い塗り薬(使っちゃった)
銅の鍵(つかちゃった)
魔法薬(つかちゃった
絶対命中ダガー/戦闘中に使えば即座に相手に2点のダメージを与える(バルサスに使った)
高級そうな櫛(つかちゃった)
バルサスダイアの鍵
魔法の剣/+1
銀の鏡
銀の鍵
緑の鍵
蜘蛛のビン
金の羊の毛皮(つかちゃった)