●シナリオ:異界よりの侵略〜堕落のシナリオ〜
●プレイ日付:00、08、20
●マスタリング:516
●プレイヤーキャラクター(キャラ名順です):
KENT@ROU/アタラクシア
うんぼー/イーヴォル=ビッグフット
ナオト/ガッシュ=オブスチネート=サンダークラップ
なんちゃん/レイフィラル
KEN@ROU(アタラクシア)に対しての意見
自分のプレイはどうでしたか?
今回は、アリームってキャラクターを通して、憎しみに身を委ねてしまった者の行く末を見た。しかし、憎しみの炎は容易には消せないというのはしっている。と、その辺りのロールってのはできたと思う。
最後のシーンでは、体を張って、アデプトとして希望を捨ててはいけないって部分を表現できたと思う。今回は特に問題はないと思う。まぁ、ムラっけがあるのは相変わらずだが^^
他の人はどう思いましたか?
うんぼー:「マイナス部分はありません。最初の幻影魔術師に対する行動での、会話の持っていき方、毅然とした対応や、アリームへのアプローチをしながら、内面的な部分。自分に言い聞かせているようなところも感じられて、キャラクターの精神的な進歩も感じられた。」
ナオト:「幻影魔術師とのシーンでは、もう少し早くキレても良かったかなとは思うけど、なかなか良いシーンでした。後は、直接スポットのあたるようなシーンは無かったけど、最後のシーンでやや人情的行動にでてくれたので、ガッシュの行動が取りやすかったので助かりました。あとは、攻撃的な防衛は相変わらずでしたね^^」
南ちゃん:「ザリオ=マ=シュとの出会いや、アルスの日記を手に入れたことによる苛立ちを感じてるシーンは良かったのだが、たまにプレイヤーの苛立ちが出てしまっているシーンがあるので、アタラクシアという人物にふらついた感じをうけるところがあります。硬派のキャラクターとして一本芯の通った感じをそういうときでも出せると良いと思います。クライマックスでの行動は流石だと思いました。ああ言う感じが、毎回出て貫いてくれると、まぁ、難しいだけどね。頑張ってください。」
マスターより
シナリオ上の都合(アリームをレイフィラルにまかせる為、アタラクシアが復讐に対して否定派ではまずい)最初のシーンで強引に、アタラクシアに怒りを覚えさせるシーンを用意したのですが、プレイヤーにストレスを溜める結果になってしまい、申し訳ない。逆に、ハーディーとアルスの件は、アタラクシアにとって、ギャハドのようなものなのでもっとアクティブに翻弄されても良いと思いました。
『荒野だったら、直ぐにでも剣を抜いただろうが、インナーシティーということで法を守ることを考えた結果です。』
その他のロール部分に関しては、マルチディシプリンもOKか? とも思う理論ばった考え方は正論で固めた要塞のようで^^ らしくて良かったです。
あと、シナリオの個人のフリ(ザリオや、日記の件)をうまく、突っ込まれるように出せると素敵です。
そうそう、最後のアリームの体を押さえつけて(焦げながら)の説得は、正論より先の英雄らしさがみえて良かったです。あれのおかげで、炎鬼も弱くなったしね。
うんぼー(イーヴォル)に対しての意見
自分のプレイはどうでしてか?
イーヴォルとして騎兵を相手したときに、相手の乗騎にたいしての行動をまったく考えてなかったのもたついてしまった。最終的には人馬一体ということから、騎兵を敵とみなしたからには、騎獣も敵。という扱いにします。次回からそういうスタンスで動いていきます。
最後のシーンで、敵のボス(ボラビ)に対して、イーヴォルの知っているイメージだったら、もっと激しくぶつかっていっても良かったんじゃないかな。爆発しきれなかった。自分からギャハドになっても良かったんじゃないかと思う。
最後に上記とは矛盾するんだけど、村の中での戦闘でマップもあったんで、もっとリアルな市街地戦が出来たんじゃないかと思う。
他の人はどう思いましたか?
KENT@ROU:
「戦闘においては相変わらず頼りになる。今まででも馬等の動物にたいしての対応は良かったんだけど、今日はさらに、騎兵としての人馬一体って部分での行動(騎兵が敵なら、騎獣も敵)がちゃんと、表現されていた。レイミに対してのアプローチも、はぐれた子馬を通しての生命というものを説くシーンは今までにはない感じがでてた。前にあった俺の行き様から学べ! というのとは違う形が見えた。」
ナオト:
「最初の偵察に来た元へロックのゴロツキに対しての、口撃のセリフまわしはよかった。子供に対しての反応も、レイフィラルとは違う甘さ、イーヴォルらしさが出ていた。最後のシーンでは、もっと口汚くののしりながら戦闘していても良かったかな、やや短調すぎたような気がする。」
南ちゃん:
「最初の騎兵とのシーンは流石だがと。今回が初めてだとおもうんだけど(今までは、ギャハドになるようなセリフも、エルフ語だったりと、イーヴォルに聞こえてなかったりしていた)ギャハドになるようなシーンだったんですけど、ほっとしたような、がっかりしたような感じでしたね。折角だから、やはりギャハド起こしていた方が面白かったかも。
これからも、イーヴォルらしく皆とのやり取りを工夫してください。イーヴォルはパーティーの誰とでも気軽に接点を持てるいちなので、上手くやってもらえれば、パーティーの中での関係ってのも出てくると思うので頑張ってください。」
マスターより
良かったです。ギャハドに関しては、明確なルールもなく、私もあまり考えてなかったので、あまり後押しをすることが出来ませんでしたね。ギャハドにかんしては、車で話したように。一度はいったら、その目標に対して猛攻で攻撃してください。猛攻と絡ませられるオプション(ハウスルール:ここでは、戦闘オプションの組み合わせ可です)ならOKです。ギャハドになってしまったら、まわりの状態は一切わかりません。例え、崖が崩れようが、仲間が瀕死になろうが、自らが倒れるか、相手を倒すまで収まりません。敵を倒した段階で、初めて意志による回復チェックが行えます。ってな感じです。
へロックの方の引きが、他のシナリオの流れによって、上手くマスタリングできなかったので、申し訳ない。
ナオト(ガッシュ)に対しての意見
自分のプレイはどうでしたか?
今までの流れもあって、村でなにが起こったのかしりたい。早く村に行きたい。というのもあって、なるべく寄り道はしたくない。その辺はアリームに対しての感心のなさでもだせたと思う。
今回の旅に関しては、自分が皆を連れて行くという責任感もあって、最後のアリームを殺してでもレイフィラルを取るという行動取りました。あまり良い判断ではなかったかも知れないけど、身内だけはまもりぬくという、ガッシュを出せたと思う。
細かいキャラロールだと、自分の村が近づいていく焦りと恐怖を、もう少し上手く出せればよかったと思う。
他の人はどう思いましたか? (『』は本人からコメント)
KENT@ROU:「アリームに対して、これまでに接してきたNPC以上にクレバーに接してきたのが、故郷を前にした焦りであるならば良かった。ラストのレイフィラルと炎鬼の対決の時の、レイを助ける為ならアリームを殺すと言ったところは、皆がアリームを救うという選択のなか、それとは別の選択をしたというのは、すごく良かったと思う。」
うんぼ〜:「俺もKENNT@ROUと一緒なんだけど、最後のレイになにかあったらアリームを殺すってところは、仲間を守るってしてんを取りつつも、最後アタラクシアが倒れたところでは、ちくしょうって、人情に流されるあたりは、俺的には凄く好きだった。今日は皆ええわ〜」
南ちゃん:「シナリオ的な面もあるんだけど、微妙な位置にいるガッシュの心情を表すシーンがなかったのは残念。どうにかパーティー間での会話で出せれば良いと思っていたんだけど、うまく出せるシーンもなくって難しいなぁと。とにかく、アタラクシアとのシーンが一番面白いと思うので、今後にきたいします。レイフィラルのプレイヤーとしては、モメルのを心待ちにしております^^」
マスターより(テープを聞いてみて)
ガッシュにかんしての引きはある程度用意していたのですが、アリームというヒロインが苦悩している横で、ガッシュが「う〜ん」と夢の中でウナサレまくっててもシナリオが煩雑になるので今回は焦点をずらしました。ごめんなさい。
しかしその中でも、うまく自分の位置を上手くとってプレイしてくれてました。ラストの首斬り選択も、マスターとしては大ピンチだったんですが、KENT@ROUも言ったように、プレイヤーがキャラクターを考え、一つじゃない答えをだすというのはとっても素晴らしいことなんで、大きく評価します。
次回は、インヴェやら、村やら、リンやらとテンコモリなので、チャージしといてください。
南ちゃん(レイフィラル)に対しての意見
自分のプレイはどうでしたか?
序盤の、荒野を進んでいくなかで、謎の組織の追われている緊迫感などを出せればいいんだろうなぁと思いつつも、時間かかるし、難しいなと思ってるうちに流れてしまいました。
アリームとレイミが登場してからは、故郷が襲われた状況や、アルス、ハーディーの事、これから進むべき道でレイフィラルがどうあるべきかを、プレイヤーとして色々考えてはいたんですけど、考えれば考えるほど、うかつな言葉で自分を縛ってしまって、適当なことを言っても八方美人的なキャラになってしまうし、と考えてるうちに流れに身を任せていかんじになってしまいました^^
ラストでは、レイフィラルらしさも充分に出せたし、今後のレイの進むべき方向を深めることができたので良かったので、次回以降に生かしていきたい。
他の人はどう思いましたか?
KENT@ROU:「アリームやレイミに対しての思いやり。憎しみから生み出される力より、信頼や仲間、愛から生み出される力のほうが勝っているというのを、実行して証明し、ロールとしても表現できていた。
炎鬼に対しても、たんなる憎しみが生み出した炎の化け物ではなく、ラストの、炎は破壊の力だけではなく、浄化などの正の力も持っている等のセリフから、エレメンタリスト性も上手く表現していた。」
うんぼ〜:「全体的に非常に良かった。プレイヤー的にもイーヴォル&ガッシュ(うんぼ〜とナオト)のフォローなど感謝してます。アリームの絡みにしても、レイフィラルとして、エレメンタリストとして、キャラクター性、ディシプリン性と良く出ていて良かった。ラストは映画のワンシーンのようで、カッコ良かったです。」
ナオト:「相変わらず、NPCとの交流などのシーンでは上手いなと。あと、同じなんですが、カナリアのオーブの使い所ってのは上手くて、使う寸前のクルトの忠告の回想などありながらも、使ってしまう危うさなどもでていて、レイの魅力でもあると思う。う〜ちゃんはKENNT@ROUとは別なんだけど、俺は、ディシプリン性とかも飛び越えた、レイフィラルという根幹がラストのような行為に出させたんじゃないかと思う。」
南:『アリームがあまりにも、アタラクシアとダブってダブって^^ 未来のアタラクシアが見えたようなきがしてほうっておけなかった^^』
「もういっこあった! 最後 9 お疲れ様でした!!」
マスターより(テープを聞いて)
大役お疲れ様でした。マスターの考えでは、レイフィラルの伝説点不足を考えての業績や、いままでは、他のPCをフォローするということで見せてきた部分を、中心をNPCにすることで、PC側の主役をレイに持っていこうと、いう思惑だったわけですが、全てにおいて予想を上回る行動でした。ラストの炎鬼なんて、マスターはただの悪者のつもりでだしていたのですが(ちゃんとした設定はもちろんあるよ。クリーチャーと、オブジェクト参照)、レイの一言により、人々の感情から解き放たれた炎の精霊のシーンを設けたりと、大変でしたが、とても良いものが出来まして感謝してます。
ラストは、南ちゃんの後ろにダイスの神様がみえました^^
う『俺の背中にもいたんだよ!』
なにか、もやもやしたものがね^^
516(マスター)に対しての意見
自分のマスタリングはどうでしたか?
アリームや、レイミ。ラストのシーンなどやりたい事は全てだせており、自分としては満足して80点ぐらいの点数なんですが、なんかラストのダイスのおかげでかなり儲けている気もしますね。
前半部分でのシーンでは、やはり状況を伝えきれてないところもあって精進すべき点だなぁと。次回はキャンペーン本筋に戻ります。
他の人はどう思いますか?
KENT@ROU: 「キャンペーンのタイトルも正式に決定して。今回のシナリオがキャンペーンのターニングポイント的なシナリオになったんじゃないかと、シナリオ的にもバランスがとれていたし、愛や憎しみといった感情が生み出す力についても上手く表現できていたと思う。戦闘面でも、ボラビの振るうバトルアックスの迫力や、レイミのアリームに対しての愛情、アデプトとして最善の努力をした結果のアリームの再生につながって、結果として表現できたのが良かった。NPCのキャラもたってたし、戦闘のバランスもあんな感じで良いと思いますよ」
うんぼ〜:「実際の全体の流れをみればすごく良かったと思います。途中の野営地、騎兵との遭遇の辺りの、状況、距離感などは分かりづらいところがあります。内容に関しては、シナリオの根底から、ラストの終わり方まで、南ちゃんのプレイングに対してのアドリブとかもあったんだろうけど、アースドーンってシステムのテーマみたいなものは濃縮されていたと思います。あとは、イーヴォル的な面になりますが、ギャハドを上手く処理してもらえなかったのがちょっと。」
ナオト:「ガッシュとして見ると、NPCの心の交流がメインのシナリオと、自分の置かれている状況から苦しい出だしだったのですが、参加しているプレイヤーとして見ると、とても良いシナリオでした。
スタートの状況にかんしてはネット上での連絡をもっと強化しておいておくと良かったと思う。その辺りもあって、旅への出だしがもたもたしてしまった。こういうルートで行きたいんだけどと言ったら、ではそのように、と言うふうに行くと思っていたので。そういう意味では、うまく俺が準備して案内できれば、俺のキャラが立つ場所だし、そうでなかったら流してしまっても良かったんじゃないかと思う。アリームが出てからはシーンの進行もスムーズにいったし、細かいシーンでの演出もでてて良かった。
シナリオのフォーカスがレイフィラルにあたってたし、自分は関わりたくねぇってスタンスだったんで、総合的にも楽しいシナリオでした。」
南ちゃん:「自分の感想なんですが、カナリアのオーブのキーナリッジで、今回のラストの呪いの解呪というのは分かったたんですが、何時それを出そうかとドキドキしてました。あまり、安易に使ってもイマイチになってしまうし。なるべくアリームとの距離を縮め様としてたし、炎系の呪文しか使わないのや、カルマリチュアルをしないことや、気になることは多かったんだけど、あまりずけずけバッと入ってもと、その辺りの流れが難しかったかな。まぁでも最終的には良かったです。
あと、呪いについては今回のセッションでは解決せずに持ち越すと思っていたので、ラストの展開には驚きました。今回のシナリオをやって、レイフィラルというキャラクターの進むべき方向性が見えたのがよかった。
今回のシナリオの展開によって、よくよく自分の行動を考えなくてはいけない方々がいらっしゃると思うので、その方々は重々考えておいてください。」
最後になにか?
スタートのもたつきは本当にごめんなさい。南ちゃんにはメール。KENNT@ROUにはシーン。イーヴォルにもシーンと用意してあったんですが、ガッシュに関しては、初期のへぼいメールと、車のなかでの会話で全てでした。
回数を重ねてきてるだけあって、みなさんのキャラロールも深く、シナリオの用意しがいがあって、マスターとしても楽しいです。次回もこの調子行けることをいのって、今回のシナリオとディスカッションのしめにします。お疲れ様でした。