●シナリオ:救 出〜カナリアのオーブ(仮名)(2)
●プレイ日付:00、0、0
●マスタリング:516
●プレイヤーキャラクター(五十音順):
KENT@ROU/アタラクシア
うんぼー/イーヴォル=ビッグフット
ナオト/ガッシュ=オブスチネート=サンダークラップ
なんちゃん/レイフィラル
KENT@ROU(アタラクシア)に対しての意見
自分のプレイはどうでしてか?
・戦闘面での参謀としての行動はうまく取れたと思う。前回の反省でもある初心者プレイヤー(プレイヤーの視点、知識でキャラクターが動いてしまった事)と先読みなどを意識してプレイしたので前回よりはよくできていたと思う。それに心暴堪らん!(アタラクシアのトゥーハンドソード。前回のプレイ”辛抱堪らん”より銘々されたもの)を抜かずにいれたのでね。
・印象にのこるシーンが思い浮かばなかった。今回のシナリオのメインの少年達と関係もなかったし、道を作っていたのがイーボルであって、イーボルが作った道のフォローに動いていたからね。今回は出番らしい出番もなかったしね。以上。
他の人はどう思いましたか?
うんぼー:
「クレバーな参謀として、むやみな戦闘を避けるように作戦を立てたり武人として良いなと、思いました。普通に良いプレイだったと思います。」
ナオト:
「台詞を言うシーンが少なかったよね。」
『つまんなくはなかったよ。全然』
「ラストのシーンの戦闘の回避の仕方とかは良かった。俺の方が辛抱堪らんを抜きかけていたからね^^
俺は皆殺して目的を果たそうと思っていたから、アタラクシアの俺達の目的は少年の救出と茸の奪取であるのだからと、諫められたのはうれしかった。」
なんちゃん:
「皆とは反対意見なんだけど、シーン的には地味だけど良いシーンは幾つもあったと思うよ。アルスとハーディーの件を行く先々で聞かれたときの反応とか、二人で探索を締め括るために調べに(図書館)いく所や、バータータウンに向かう時に起こったダラスニーニャとの攻防(睨み合い)とか、キャラクターを立たせるってことでは今回はグー。更にキャンペーンの流れを見つつも、ストーリーのサポート役として美味しい動きをとれてたと思います。」
『うん。そうかもしれない。アルスとハーディーの絡みは前回は何も言えなくて失敗してたんだけど、今回はそれなりの反応が取れたように思う。』
マスターより
印象に残らなかったっていうのは、自然にプレイしていたせいもあるんでしょう。(そう思いたい。)
ダラスニーニャとのシーンなどはアタラクシアの為に用意したシーンだったし、あそこでの実際の戦闘にはならなかったもののアタラクシア(KENT@ROU)の鬼気迫るロールもグーでした。
ラスト部分での戦闘の回避の仕方もウォリャーらしくとっても良かったです。マスターもラストは戦闘になるだろうと踏んでいたもので、
「俺達の目的は戦うことではなく、アンチボーテマッシュ(解毒茸)の採取だ」
と言われたときにはまさにその通りだなと、自ら納得してしまった程でした。
今回はプレイでみごと初心者プレイヤーの汚名を拭うことだ出来たんじゃないでしょうか。マスターとしても、今回はあまりふらなかった心の傷などを、次回は再びつついていこうと思っています^^。期待します。
うんぼー(イーボル)に対しての意見
自分のプレイはどうでしたか?
う〜 散々馬鹿やったな。馬鹿すぎたきらいはあるとおもうだけど‥ というか俺の悪い癖で狙いが外れるとちょっと混乱するっていうのがあるんで、それの修正に時間がかかったっていうのが最大の反省。全ての行動に回りのプレイヤー的助言を用意してしまったのも多大な反省点です。キャラクター的な行動指針は果たせていたと思うので、及第点かなと。あと、自分の見せ場で全てを食べ切れなかったって言うのも悔やまれる。
こうやって並べると非常に悔いの残るプレイングだった様なきがする。
他の人はどう思いましたか?
KENT@ROU:
「いろいろあったが、脱線しているようで(シナリオの本線にたいして)してなかったんじゃないかな。さっきも言ったが、イーボルが道を作って、俺達はその後を追う。イーボルがごちゃっといろんなものをとりこみながら進む感じはよかったんじゃない。パーティーはバラバラになっちゃったけどね。それで、キャバルリーマンの思考ってのもあるとは思うけど宿を別々にしなくてもいいんじゃな。街中での話になるとそこで欠けるのは痛い。」
『拒否してる(バーターからスロール入り)わけじゃないし、成り行きでそうなってしまっただけだよ。』
(たしかに、シナリオ的には困ったけど、最初の部分ではイーヴォルのスロールに入らない姿勢に間違いはなかったでしょ。むしろ、それを導けなかったマスターの問題ですね;;)
「パーティーはバラシたくないよ。それはプレイヤーが気をつけること。後半にかけて合流しようと、修正案を出したのだからそれを蹴ってまでバラさなくてもよい。結果的には大笑いだったんだけど、事後処理担当としてはきつかったよ^^。」
『どっちか(プレイヤー思考とキャラクター思考)切り替えないと頭がパンクしそうだったから。膨大なエモーショナルデータ入りこんできて、あえてプレイヤーの考えを切り捨てて、イーボルとしての行動をとってしまった為。申し訳ないと思う。』
「移動の分割などうまく使い、キャバッぽい動きで良かった。ユニフェルに対しての対応は良くも悪くもイーボルらしかった。イーボルの生き方が現れていた。あそこにイーヴォルの人生感がでてた。」
『俺は戦って生きてきた』
「いい意味でも、悪い意味でもイーヴォルの人に押し付けるって性質がでててよかったんじゃない。」
「今回言うことを聞いてくれたから良いです^^。」
「最後の誉め言葉。寝なかった! 次回も寝ないでがんばろう。」
『ブラックコーヒー5本、アリナミンV,ガム、辛イカ全ての力を導入して頑張ったんだよ。』
(プレイ前日は睡眠時間をきちんととりましょう^^)
ナオト:
「ユニフェルのシーンで子供を試すのはどうかと思ったが、俺が思ったのはあそこシーンでは修羅の門であった××グラシエ−ロを殺した後、子供に札束を見せ。盗むのではなく戦って取れってシーンをやりたかったのかなって、それに対してはマスター側の反応がおもしろかったかな。う−ちゃんも何回も蹴り続けなくても、やる気を見せたときに止めればよかったんじゃないかな」
『違うよ。俺が求めたのは』
『『うんぼーは取ってほしくなかっただよね。その金が本当に命をかけてでも欲しいものか? もし欲しいなら死ぬ気で取りに来いって事だったんでしょ。イーボルの求めていたものとマスターが求めていたものにギャップがあったから多少の行き違いがあったんだ。』』
「でも俺は妹の命が金で買えるなら死ぬ気で取りに行くんじゃないのっておもってたんだ。」
(そうですね。ユニフェルが向かっていったのはその為です。)
『でも、その辺りだと妹うんぬんっていうのがイーボルにどれだけ伝わっていたかってことなんでよね』
「でも、知った後も態度は変わらなかったけどね。ま、あそこまで行ってたらなかなか修正できないか^^」
「パーティーの行動は取れなかった。自分にも責任がある。うまく止めるよう動くべきだった。」
なんちゃん:
「脇で見てて思ったのがおもろかった。飽きなかったってのが第一点。突っ走ってって間違って、困ってってのもらしくて良かった。」
『いい意味で今回はイーブォルが集約されていたな』
「イーブォルが走り出したら、レイもアタラクシアあと処理に追われるっていう、今までのパーティーの感じも見えてグッド」
マスターより
シナリオのメイン部分でのユニフェルと父との関係で、イーヴォルが望む答えにはしてやれなく、おかげでテンションを上手くあげることができなかったんじゃないかと。今回はメインをはりつつも3枚目な役柄に収まってましたね。いろいろとドタバタ動いてくれて楽しかったですよ。
ナオト(ガッシュ)に対しての意見
自分のプレイはどうでしたか?
他の人はどう思いましたか? (『』は本人からコメント)
KENT@ROU:
ガッシュっていうキャラを出すんだったら、プレイヤーの視点をもっと捨てたほうがいいと思う。結果がどんなことになってもいいからどんどん出していくべきだ。あと、やさしすぎる。
うんぼー:
「シーンを食われてしまった。逆にもっとしっかり俺が立っていれば、ガッシュのやり方も変わってきてたんじゃないかと。これからはガッシュへの絡み方として、絡むじゃなくて”騒ぐ”」
K『お互い略奪者だしね。』
「違うよ! 俺は契約馬賊だ」
『略奪じゃない。収穫だよ』
K『両方とも賊じゃん』
「今後はお互いが競い合うようなロールでいければいいかなと思うのだが。」
なんちゃん:
「最初に残念に思うのが、折角のキャンペーンなんだから、前回のアタラクシアの行動のかぶりで自分は命を落としかけた(?)んだから、アタラクシアにつらくあたってもよかったんじゃないかな(おまえの命令なんてきけねぇよ。とかね)それと、子供に対してのイーヴォルとガッシュの考え方の違いなんかもでてきてるんだから、対立したり、なんらかのアクションがあっても良かったんじゃないかな。」
マスターより(テープを聞いてみて)
二個の台風(イーヴォル&ガッシュ)になってくれ。それで、アタラクシアとレイが悲鳴を上げてもかまわない。ノリと勢いを大切にしてくれ。それとキャラにドップリつかりましょう。良いシーンはあるのですがそれに魂をこめましょう。
戦闘にこだわりを持ちましょう。アタラクシアが戦う機会をなくそうとしているのにそれをすぐ鵜呑みにしちゃノンノン。船(パーティー)を守る為に保守的になっているところもあるのかもしれませんが、スカイレイダー(戦いや荒荒しさ)を捨てるぐらいなら死を選ぶのがハイランダー。キャラクター的に難しいですが頑張ってください。
なんちゃん(レイフィラル)に対しての意見
自分のプレイはどうでしたか?
前回のEDや、KENT@ROUマスターのSRの時も、シナリオ進行役で大変だったんだけど、今回は脇の位置だったんで、変わったプレイができた楽しかったです。アタラクシアとの関係も上手く表現もできたと思うし、キーナリッジに関しても情報を着々と集められたし、満足してます。
他の人はどう思いましたか?
KENT@ROU:
「シーンを通してレイフィラルのやさしいさが出てて良かった。キャンペーンとしてシナリオを把握していて、知り合ったNPCのことも気にかけてるし、リーダーの才を発揮してます。前回は自分も含め、レイにおんぶに抱っこだったと思うけど、今回はそれぞれがちゃんとした立ち居地で動いていて、レイと接していたので上手く機能してたと思う。」
うんぼー:
「キャラクターとしての目的やと、パーティー内の位置付けは上手いことやっていたと思う。ラストのお説教のシーンもらしくて良かった。上手いこといえんけど、うまいこといってたなぁと。アムやユニフェルの後の世話とかもしっかりみてるし、安心して暴走できるなと。今後ともよろしくお願いします」
ナオト:
「やさしさにあふれてるね。ラストのお説教のシーンもシナリオのしめの部分での和やかなシーンみたいで良かった。キーナリッジのシーンも端役ながらもちゃんと立つシーンを持ってくるあたりが、上手いというか、うらやましい^^」
マスターより
シナリオの目的である情報の提供も、アタラクシアとレイの行動で概ね出すこともできたし、ガッシュのところで南ちゃんがいってるように、キャンペーンって視野で見ていてくれる、南ちゃんに感謝しています。今回も難しい(俺にはできん!!)キャラクターとパーティーのまとめ役ありがとうございました。
516(マスター)に対しての意見
自分のマスタリングはどうでしたか?
今回シナリオを作る際に考慮したことが、前回KENT@ROUから言われている、マスターの目的とシナリオの目的を離さないほうがいいと言うことだったんだけど、駄目でした。でも、結果的にはほぼ用意したものは出し尽くせたと思ういます。シナリオとしてはもっと急ピッチなものも考えていたのですが、前回の指摘でもあったので、ゆっくりしたスロール&バーターでのシナリオにしました。シナリオのメインになったユニフェル少年と妹を助ける件ですが、「アデプトってのは誰でも助けるのかい? だったらここの(バータータウン)貧民を全部すくってやれよ」みたいなシーンもやりたかったけどそこまで余裕はでなかったですねぇ^^(プレイヤー的には考えてもらってはいたようですが)
あと、つくづく思いましたが、ダンジョンや野外での描写がことごとく上手くいきません^^;;。なんでだぁー!! ってぐらい説明がへたくそだ。話しているあいだに悲しくなってしまいそうだ。
プレイヤー進行のフォローとしてピーヌスというNPCを用意したのですが、フォローの必要性を感じぬぐらい上手く動いてくれたので大変たすかりました。
今回は自分でもそこそこのできだと思います。ありがとうございました。
他の人はどう思いますか?
KENT@ROU:
「前回に複線らしきものがほとんど出てなくて、その辺りをこっちから掘り下げて行こうって話しをしてたのが、図書館のシーンとかで上手く合致した。それと、シナリオ進行もアドリブとシナリオの違いもほとんど見えず良く進行してたみたいだから、技術的にもあがっていってるんじゃないかな。今回のシナリオで徐々にバックに流れているものも見えてきたし、進む方向性も見えてきたしね。
あと、NPCも徐々に増えてきて、PC側から接触を取れるNPCが増えてくるのはキャンペーンの楽しさでもあるから上手く出していてください。戦闘もそこそこ上手くいっていたと思うし、貧民街での全体は救えないけど一人を救うってのは欺瞞だとはおもうんだけど、なにもしないよりは良いっていう問題提示もしてるしね。シナリオ的にも良いものでした。516はシティモノのほうがあってるね。」
うんぼー:
「全体的には良かったと思う。久しぶりにマスターを怖いと思った。キャラクターの受けている恐怖をプレイヤーも感じた。(バータータウンのギルドメンバー(結構強い)の男に接触をとりにいったシーン)シナリオではバックグラウンド的なフリもあったし、今後のプレイにも自分の指針も見えてきたし、問いかけに関してもイーヴォルの答えを出せたとおもう。まぁノリが読みずらかったけど。」
ナオト:
「毎回言うのだけど、NPCの反応はすごく良い。子供の反応や態度も会話も言い感じでした。問題提示も自分のなかでしっかり受け止められたと思う。野外でのシーンはたしかにわかりずらい。移動にかんして問題にならのなら改善したほうがよさそう」
なんちゃん:
「マスタリングは凄く良かったです。NPCが生き生きしていた。子供のイーヴォルに持ち上げられてじたばたしてるシーンや金を請うシーン、ダラスニーニャの妖艶な微笑みのなかの殺気。ユニフェルの父親の駄目っぷり(息子が死にそうになっているのに金貨をとりに行くように叫ぶシーン)なんかも最高でした。複線も良く出てたし、イーヴォルに関しても期待には添えなかったけど、逆に逆らったことで陳腐なものを良いシーンに変えていたとおもう。戦闘のほうも無理に押し付けがましくなく良かったとおもう。次回に期待してまうす。」
最後になにか?
今回はガッシュとイーヴォルに焦点をあてようと思っていたのですが、上手くできたかどうかは不安でしたが、上記の意見を聞いてホッとしました。(っていうか増長しそうで‥すでにしてるかも?)今回はっきりと自分の弱点もわかったことですし(描写がへたなのは知ってたんだけどね)何らかの対策を考えて次回に備えたいと思います。ありがとうございました。